2012年5月13日日曜日

肥満治療手術。~肥満大国アメリカ~ - とみぃのパープルニューヨーク。 - 楽天ブログ(Blog)



アメリカは肥満大国。
日本では考えられないほど太った人がごろごろいる。

肥満は個人の健康の問題だけでなく、
今や社会問題と化している。

肥満による生産性の低下や
肥満が原因で引き起こされる病気に対する
健康保険の支出増加が問題視されているのだ。

実は先日、私の友人が肥満対策の手術を受けた。

Gastric Bypass Operationと呼ばれるこの手術は
胃の一部を切り取って胃を小さくして
胃の中にあまり食べ物が入らないようにする手術だ。

この手術はアル・ローカー(Al Roker)*も以前受けたらしく、今ではすっかり普通の体型のおじさんだが、以前はものすごく太っていたらしい。
(*モーニング・ショウのお天気おじさんをしたりフードチャンネルで自分の番組を持つなど、いろいろとテレビで活躍している(らしい)黒人のおじさん。)

手術を受けるくらいだから
私の友人は太っている。
それもかなりだ。
ウェストなんてもともと標準体型だったらこれくらいだろうなと思われるサイズの三倍ほどもある。
階段を上るのにも一段一段、途中で休み休み上らなくてはならない。

彼女は確かに非常に太っている。

でも、アメリカ国内では比較的肥満人口の少ないニューヨークでも
彼女と同じくらい太った人をたまに見かける。
(NYはファッションの街なので、やはり外見に気を使う人が多く
ジムなどに行く人が多いため、太っている人は少ない。)

朝のラッシュ時に仕事に遅刻しそうであせっている時に、
地下鉄の階段をこうした太った人がブロックしていてなかなか前に進めなくて
めちゃくちゃイライラするという経験を私は何度かしている。

さて、この手術は手術前の二週間、
水分と流動食しか食べてはいけない。

それで固形物を食べられる最後の日に私たちは最後の晩餐とも言うべき
"Farewell to Food"パーティーを開いて思い残すことなく食べた後、
それから二週間の流動食のみの期間を経て、
彼女は先日手術を受けた。

それほど難しい手術ではないとは言っても
体にメスを入れるのだから、危険は伴う。

ちょっと心配していたのだが、術後の経過は良好で、
その後彼女はすぐに退院した。

最近はこうした手術はメスで切り開いて行うのではなく、腹部に小さな穴を開けてそこから体内に入れた小さな手術道具を光ファイバーのカメラで見ながら遠隔操作して行うらしい。なので体へのダメージも少なくて済み、回復も早かった。

実はこの手術に踏み切る前に彼女は別の方法を試みていた。


筋力トレーニングの減量

胃にゴムの浮き輪のようなものをはめて膨らませ、胃を圧迫して胃の中に食べ物があまり入らないようにする方法だ。これなら胃を切り取るわけではないので万一都合が悪くなっても戻したければ元に戻すことが出来る。

しかし、これは彼女には効き目が全然無かった。

なぜなら、この浮き輪がちょっとでも膨らんでいると気持ちが悪いらしく、彼女はいつも膨らんでいない状態にしてもらっていたからだ。

それでは、胃が小さくならないから意味が無い。

痩せるための手術と言うと、真っ先に脂肪吸引などの美容整形を思い浮かべる人が多いと思う。

彼女になぜ脂肪吸引じゃなくてこちらの方法を選んだのかは聞いてはいない。(一応、乙女心� ��ろいろ?だし。ま、彼女はもう乙女というような年齢ではないけれど、、、。)

手っ取り早く脂肪吸引などで痩せるよりも胃を小さくして徐々に痩せていく方が「自然」で「健康的」なのだろうか。胃を小さくして食べる量を減らすようにしなければ、たとえ脂肪吸引をしてもまたすぐついてしまうので、『くさい臭いは元から断たなきゃダメ』ということか。

(おまけ)

「哀愁でいと」を聞いていたら何かこれ以上考えられなくなった。続きはまた後日。ところでこの「でいと」って何だろう?いわゆる「デートする」の「デート」のことかなとずっと思ってきたけれど、、、。


この記事に関連する検索ワード




最終的にそんな怖い手術をしてまでやせないと
いかん状況になるくらいならば...
最初から大食いしなきゃいいのに!と思うのは
私だけ?!
(2005.04.10 16:31:13)

私もアメリカへ来て、本当に大きな体の人が多いなとビックリしました。
ミュージカルで隣の席や前の席に太った人が来ると「ああ・・・・」とため息つきたくなったりして。。。

でも、NYは少ないほうなのでしょうね。(これでも)
テレビ番組を見ていると他の地域だと、もっと確率が高いような気がしました。

せっかく足が長いがもったいなーい!なんて思ったりしています。(2005.04.10 22:44:00)


この手術、やはり危険は伴うし、それとお金が掛かると聞いてます。Al Rokerは近所に住んでるのでよく見かけますが、本当に小さくなりましたよ。だけど、料理番組でパクパク食べて元に戻ったりしないかな?と心配するのは私だけ?(笑)

肥満と平行して病気になったり(糖尿病や高血圧・・)して保険関連の問題も出てくるので、肥満ってただ痩せればいい、って問題じゃないんだなと最近思いました。


障害と男性を食べる

それにしても日本人は小さい!小粒です!今日本なのでつくづく感じます。(笑)(2005.04.11 00:52:58)


やっぱりそういう人って自分で食べる量をコントロールできないから手術になっちゃうんでしょうねえ。父は癌で胃を切ってますがやっぱり細身です。あんまり量が食べられないですからね。
(2005.04.11 02:25:42)

たまに、かなり肥満の人が、片手にダイエットコークをもちながら、ビックマックに食らいついている光景を目にしますが、あれほど矛盾してるものはないですよね。。。確かに、NYは他の州に
比べたら太っている人は少ないと思います。車じゃなく、地下鉄とかバスで通ったりしてますし、エレベーターのないアパートに住んでたりしますから、それも少しは関係しているのかも。(2005.04.11 08:58:44)

こちらに来てすぐの頃、すご~く太った方が、電車の中で40分間ずっと食べ続けているのを見て、気持ちが悪くなってしまいました(苦笑)
余計なお世話だと思うけど、肥満の方々の健康を心配してしまいます(>_
どうしてあれほどまでに太るのか、ちょっと理解できないです。一体どのぐらい食べてるんだろう・・・
そういう手術をする前に何かできることがあると思うのに。。。

アメリカに来たあと、一時帰国で日本に帰ったときに、「日本人って何てスマートなんだろう☆」って思ってしまいました(笑)(2005.04.11 10:48:10)


tenne238さん、どうも有り難う御座居ます。

>最終的にそんな怖い手術をしてまでやせないと
>いかん状況になるくらいならば...
>最初から大食いしなきゃいいのに!と思うのは
>私だけ?!

★そこまで太ってしまうのにはいろいろな問題が複雑に絡み合っているんでしょうけど、アメリカはストレス社会で食べ物の値段が安いから、ついつい食べ物に走ってしまうのはすごくよくわかる気がします。(苦笑)(2005.04.11 11:43:46)


Kanaizumiさん、どうも有り難う御座居ます。

>私もアメリカへ来て、本当に大きな体の人が多いなとビックリしました。
>ミュージカルで隣の席や前の席に太った人が来ると「ああ・・・・」とため息つきたくなったりして。。。

>でも、NYは少ないほうなのでしょうね。(これでも)
>テレビ番組を見ていると他の地域だと、もっと確率が高いような気がしました。

>せっかく足が長いがもったいなーい!なんて思ったりしています。


ホルモン高血圧

★あはは。でもミュージカルを見に来るのは他州からの観光客が多そうですよね?
そうなんですよね~。どんなに太っててもどんなによぼよぼのジジババでも私達日本人より足が長い!(2005.04.11 11:48:31)


NYのゆーみんさん、どうも有り難う御座居ます。

>この手術、やはり危険は伴うし、それとお金が掛かると聞いてます。Al Rokerは近所に住んでるのでよく見かけますが、本当に小さくなりましたよ。だけど、料理番組でパクパク食べて元に戻ったりしないかな?と心配するのは私だけ?(笑)

>肥満と平行して病気になったり(糖尿病や高血圧・・)して保険関連の問題も出てくるので、肥満ってただ痩せればいい、って問題じゃないんだなと最近思いました。

>それにしても日本人は小さい!小粒です!今日本なのでつくづく感じます。(笑)

★Al Rokerって料理番組でパクパク食べてますよね。せっかく痩せたのに元に戻らないのかとは私も思っていました。残りの小粒な日々を満喫してくださいね。カリッと青春!(2005.04.11 11:56:13)


ドクターありりんさん、どうも有り難う御座居ます。

>やっぱりそういう人って自分で食べる量をコントロールできないから手術になっちゃうんでしょうねえ。父は癌で胃を切ってますがやっぱり細身です。あんまり量が食べられないですからね。

★おや、ありパパさんも胃がんで胃を切っちゃったんですか?私の父親もそうです。そしてめちゃくちゃ細身です。(2005.04.11 11:59:47)


miusannyさん、どうも有り難う御座居ます。

>たまに、かなり肥満の人が、片手にダイエットコークをもちながら、ビックマックに食らいついている光景を目にしますが、あれほど矛盾してるものはないですよね。。。確かに、NYは他の州に
>比べたら太っている人は少ないと思います。車じゃなく、地下鉄とかバスで通ったりしてますし、エレベーターのないアパートに住んでたりしますから、それも少しは関係しているのかも。

★確かにそれも関係しているかもしれませんね。車じゃなくて地下鉄やバス使う人が多いし、ちょっとくらいの距離なら歩きますしね、結構みんな。(2005.04.11 12:07:47)



杏0520さん、どうも有り難う御座居ます。

>こちらに来てすぐの頃、すご~く太った方が、電車の中で40分間ずっと食べ続けているのを見て、気持ちが悪くなってしまいました(苦笑)
>余計なお世話だと思うけど、肥満の方々の健康を心配してしまいます(>_<)
>どうしてあれほどまでに太るのか、ちょっと理解できないです。一体どのぐらい食べてるんだろう・・・
>そういう手術をする前に何かできることがあると思うのに。。。

>アメリカに来たあと、一時帰国で日本に帰ったときに、「日本人って何てスマートなんだろう☆」って思ってしまいました(笑)

★それはものすごい光景を目撃したんですね。(笑)しかし40分間電車の中で食べ続けってすごい。。。(2005.04.11 12:13:46)


哀愁の日々とデートをかけているんでないかしら。。
昔、ロッカーが痩せるために太ももに注射を打っていると聞いたことがあります。ぐぇ~っ・・と思いましたが、胃を切除かぁ。。よく本当に太っている人がやるのを見た事があります。
でも、確かに太っている人は自分をコントロールできないのかなぁ・・とか思ってしまいます。昔、母が、「太っているお医者さんは信用できない・・」と言っていました。。(2005.04.13 14:35:07)

ひまわり娘2216さん、どうも有り難う御座居ます。

>哀愁の日々とデートをかけているんでないかしら。。
>昔、ロッカーが痩せるために太ももに注射を打っていると聞いたことがあります。ぐぇ~っ・・と思いましたが、胃を切除かぁ。。よく本当に太っている人がやるのを見た事があります。
>でも、確かに太っている人は自分をコントロールできないのかなぁ・・とか思ってしまいます。昔、母が、「太っているお医者さんは信用できない・・」と言っていました。。

★痩せるために太ももに注射???何を注射するんだろう?「太っているお医者さんは信用できない・・」というのは何だか笑えますね。でも医者の不養生というか、結構自分の健康管理が一番出来ていない医者って多いと思います。ちなみに太っている政治家はどうですか?イスラエルのシャロン首相なんてあれはobeseです!めちゃめちゃ太っている!そういえば、故アラファト議長も太ってたな。
やっぱりひまわりさんは「でいと」に反応してくれた。ありがとう。(笑)(2005.04.15 03:59:44)



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